2025/10/31 09:07



アートは、
わたしという概念が外れたところから描かれていきます。


普段のわたしは “自分という枠” のままでは
なにかを描こうとはしないのだけど、

ふと湧いた一つの好奇心。


わたしが生まれたときのソラには、
どんな光がひろがっていたのだろう?


その問いから、Birth Song は生まれました。






描きはじめて数分。
大粒の涙が、止まらずあふれました。


こんなにも愛されていた。
こんなにも望まれ、祝福されていた。


わたしは、知っているつもりでいながら、
本当のところは、なにも知らなかったのです。



生まれた瞬間、
宇宙も、地球も、風も、光も──
わたしを取りまくすべての存在が
“おめでとう” と歌いながら、
わたしの到来を歓迎していた。



愛しか存在しない世界。

その中心にいた自分を、
その世界を“笑顔にしていた”自分を
わたしはそこで初めて知りました。



──────



Birth Song には──

これまでの人生で
わたしが受けとり、めぐらせてきた愛と祈り。

これからの人生で
わたしが受けとり、めぐらせていく愛と祈り。


内へ注がれる光と、外へ広がる光。
そのすべてが描かれていました。


それは、
“わたし” という存在と世界が共につくる
愛の循環の縮図であり、

ヒカリノオトノネ──
本望・本音・魂の純粋な意図 (祈り) から生まれる光の呼吸。
そのものだったのです。



わたしはこの瞬間、
ただ愛され、守られ、大切にされてきた事実を、
ようやく受け入れることができたのだと思います。






そして知りました。

わたしが笑顔で、しあわせであること。
それが、宇宙や地球、両親、
これまで出逢ってきたすべての存在への
いちばんの恩返しになるのだと。


世界に照らされながら
自分のヒカリノオトノネ (本音/本望) を生きることは、
自分を、そして世界を
やさしく、まあるくする“光”になるのだと。



───



そのとき、浮かんできた言葉。

出逢ったすべてに
アイシテルとアリガトウ。



愛しか存在しない世界。
その中心に生まれてきた “わたしたち”。
その世界を、そっと笑顔にしている“わたしたち”。


誰もが、そうであることを、忘れなために
──Birth Song は生まれたのではないかと
LinoWorks は思っています。



ただ、あいされていた事実を知ること。
ただ、あいしていた事実を知ること。

それだけで、わたしたちは、
つよく、やさしくなれる。









大切な存在たちのBirth Song。